仕事の価値とは(言語化)

皆さん、こんにちわ。
弊社の久喜事務所において、建設が進んでおります新営業所(仮称)が、目に見える形で出現して参りました。
設計図でイメージするのとでは、やはり3次元ではっきりと形を見るのは全然違います。
この猛暑の中でも現場での職人さんは、黙々と作業を進めて頂いております。
本当に有り難いことです。
しかしながら、やはりと言いますか、中東情勢の悪化が影響しており、基礎工事に引き続き断熱材の納入遅延が発生しております。
完成日に若干の影響が出てしまいそうです。
これは、もう現場の頑張りではどうすることもできない問題であり、後は材料の搬入をじっと待つしかありません。
完成させるために皆、真剣であります。
イマは辛抱と忍耐の時期であります。
現場で、働いている人々の大変さは理解しているつもりです。
そして現場を指揮している人々、手配する人、材料を調達する人、色々な人達の関わりがあって現場は完成します。
理解することは、とても大切な事です。
決して、「間に合わないと困ります!」なんて現場の方々の苦労に比べたら、とても口には出来ません。
みんなベストを尽くしているはずであります。
そこにはやはり感謝しかありません。
閑話休題。
~プラスの言葉だけが感謝ではない~
感謝や賞賛というと、どうしてもプラスの言葉ばかりに目が向きがちですが、それだけではありませんね。
誰かに褒められたり、感謝されるのはうれしいことであります。
それよりもうれしいのは、「自分のことをわかってもらえた時」ではないでしょうか。
みんな自分の話しを聞いてほしいと思っていますし、自分のことをわかってくれる人を信頼するようになります。
相手にわかってもらいたいことは、「自分の事情」であります。
相手が抱えているマイナスな感情やマイナスな状況への理解を示すことで、相手は「わかってもらえた!」と感じ、すごく安心します。そしてテンションも上がっていきます。
「一人でいると孤独感、二人でいると劣等感」という言葉がありました。一人でいても、誰かといてもマイナスな感情はあり得ます。そしてもしかしたら、三人でいるときは「疎外感」、四人でいると「違和感」、さらに五人以上でいると「無力感」など、いろいろなマイナスな感情を抱くのかもしれません。
我々は常に、このマイナスな感情を抱く可能性があり、そして自分のことを「わかってもらいたい」のです。
そしてわかってくれた人に対して、我々はすごく安心感を覚え、相手を信頼するようになります。これは、感謝を伝える場合と同じように、お互いの信頼関係を築くことができ、エンゲージメント(理解・共感)を高めることが出来ます。
~「仕事なんだから当たり前」を無くしましょう~
『感謝することが特にない』という場合もあると思います。感謝・賞賛に値することを見つけるのが大変で、面倒だと感じている方もいるでしょう。
そんな時は「〇〇なんだから当たり前!」という考え方を修正することが重要であります。
相手に感謝するポイントを見つけることが出来ないとしたら、それは相手の行為を「当たり前」と思うと同時に、自分がそれを行ったとしても「大したことはしていない。賞賛に値しない」と考えていることが原因であります。
自分が業務を行った時に、「このぐらいは当たり前だよねー」と思ってらっしゃる人は、おそらく他人に対しても感謝できません。それが「当たり前」だからです。他人に感謝できない人は、他人からも感謝されることはありません。他者は自分を映す鏡とも申します。
この発想を変える必要がありますが、これは「すべてに感謝すべきだ」ということを言いたいのではありません。「その仕事の価値に目を向けて、明確に理解しましょう」ということであります。
仕事の価値とは、『その仕事をおこなうことで、誰かに与える変化』のことであります。変化を提供できるからこそ、その仕事をする意味があるわけです。
しかしながら、日常のタスク(業務)に忙殺されていると、それが見えなくなってしまいます。
自分が仕事やタスクを行うことで、誰にどんな変化を提供できたかに目を向けてみてください。
そう考えることで、例え小さなタスクでも「やってよかった!」と実感がもてるはずです。自分自身が実感を持つことができれば、他人がタスクをこなした時も、自然と「やってくれてありがとう。」が出てくるはずであります。
<商工ビジネスデータNo.457 組織を動かす「言語化」木暮 太一著より一部抜粋>




