豊かに生きる為のカギ(脳科学)

皆さん、こんにちわ。
足立区本社では、午前中に健康に関するセミナーと、会社で義務として励行している
点呼業務の説明会を、乗務員に対して執り行い、午後には管理者と乗務員との
ミーティングを執り行いました。
非常に有益な会議となりました。
今回だけの開催ではなく、継続して開催してコミュニケーションや勉強会といった成長の機会を積極的に
計画して参りたいと思います。
参加して頂いた皆様、土曜出勤お疲れさまでございました。
そんな折に、ご縁のある協力会社様より胡蝶蘭の贈り物を頂戴いたしました。
いつも素敵な生花をありがとうございます。
いつ何時でも、本物はありがたいですね。
会社の入口に早速、飾らせていただきました。
「自然体験が気づく力を養う」
絶妙なタイミングで、ある月刊誌の記事から非常に興味のある内容がありましたので、毎度ではありますが、共有させてください。
東京大学の先端科学技術研究センターの小泉英明先生の記事から引用です。
なぜ自然が良いのでしょうか。
一言で表現すると、自然は本物だからです。
本物に触れることが大切で、偽物やごまかしたものは人間の発達・成長には不要であると考えています。
例えば、本物の植物と造花の植物を比較してみましょう。
確かに造花は遠くから見るときれいかもしれませんが、虫眼鏡で覗くとすべて同じ素材であるとわかるそうです。
一方、本物の植物は一見似ていても一つひとつが微妙に違う。観察するほど、新しい発見がある。本物には本物ならではの深みがあります。
そういう複雑で多様な本物の自然の中に身を置き、触れ合うことは神経の発達にこれ以上ない最高の体験ではないでしょうか。
~一部省略~
「普段見えないものに気づく力」を身につけていきました。
研究の仕事においてこの気づく力は極めて重要で、皆が素通りしてしまう、見逃してしまうことにピンと来るか否かが大きな発見や発明に繋がる分水嶺(ぶんすいれい)になります。
これは職業のジャンルを問わず、あらゆる人に共通する「豊かに生きるためのカギ」だと思います。
たとえ大都会に住んでいても、道端には街路樹があったり、コンクリートの隙間から花が咲いていたり、自然と触れ合うことは十分できます。自宅のベランダや庭で植物を育てたり、蝶やカブトムシなどの昆虫を育てたりするのも、立派な自然体験でしょう。
しかし、最近はスマホやゲームやネットに依存した子供が多く、その弊害は実に恐ろしいものがあります。人間の脳は「快」「不快」を一つの指標にして情報処理をしています。実体験(リアル)の対極にあるこれらのバーチャル体験は人工的な「快」を生み出す仕掛けがあり、快を感じるものは生存する上で必要だと脳が勘違いしてしまい、何度でもやりたくなって歯止めがきかなくなってしまう。麻薬中毒やアルコール中毒と同様です。
だからこそ、自然体験を通して本物に触れ、気づく力や生きる力を育んでいくことがいまこそ求められているのです。
~一部省略~
AIが進歩する中で、音楽や美術の授業を減らそうとする動きもあるようですが、心の感動をはぐくむ教育をないがしろにするのはまさに本末転倒です。
脳科学の研究を長年続け、そこに私自身の経験をも重ね、人間が幸せに生きるために最も大切なのは、「感謝の心」だとつくづく実感しています。
ドイツの哲学者・カントは晩年の中でこう説いています。
『幸福を追求することは自己の権利であり、同時に他者の幸福を追求することは自己の義務である』
ある高名な東洋の宗教指導者が日本を訪問された際、私の研究に興味を持たれ、お話をする機会に恵まれました。脳科学に関していろいろとご質問を受けた後、最後に一つ私からどうしても聞きたかったことを単刀直入に投げかけました。「倫理(りんり)とは何ですか?」倫理=人間が社会生活を送るうえで「何が正しく、何が悪か」「どう生きるべきか」という行動規範や道徳的な基準のこと。
しばらく考え込まれて、英語でひと言、
『温かな心』と明確に答えられたそうです。
<人間学を学ぶ月刊誌~致知7月号~脳科学から見えてきた子育ての要諦から抜粋>
80歳を迎え、脳研究を50年以上重ねてこられた先生の記事に非常に引き込まれてしまいました。
人間が幸せに生きるための本質(本物)とはいかなるものかに気づかせてくれます。




