運を味方に（愚痴・毒は禁物）

皆さん、こんにちわ。
10月もあとわずかですね。
因みに10月は和名（和風月明）では、神無月（かんなづき）と呼ばれています。
日本の旧暦において各月に付けられた美しい呼び名「和風月名（わふうげつめい）」ではありますが、
10月については、神様がいない月とされています。

どこにいるのかと思えば、八百万の神々は出雲大社という、島根県にある日本神話に登場する大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）を祀る神社に集結しているとの言い伝えがあります。
では、神様は全国にいないのか。。。といえばそうではありません。
「留守神」と呼ばれる神様がきちんといらっしゃるので、心配ありません。
出雲大社にいかない神様の代表格として、関東では七福神で有名な恵比須神、伊勢神宮では天照大神、他にも大黒天や稲荷神とお聞きになったことのある留守神様がおられます。
会社でも家庭でもそうですが、「留守」を守るという『役割』の大切さは同等でございます。皆様、それぞれの留守を守る神（カミ）さんはどなたでしょうか。
閑話休題。

それぞれ一人ひとりの人生において、何をやってもツイている人を知っていますか。
「あなたは本当に運が良いよね」という人は、ただ単に運が良い訳ではなく、自らをコントロールしているそうです。（大谷翔平選手や菊池雄星選手を育てた花巻東高校佐々木監督の言葉より）

自分の運気を上げる為に気を付けていること。
一つ目、これがもっとも大事な『言葉』。
試合中に、
会議中に、
会話中に、
相手や審判をやじったり、愚痴、悪口を言った瞬間に、一気に運気が下がって、次の回に点を取られたりする。
いかなる場面においても、愚痴や毒を吐かないということが自分の運気を下げないもっとも大切なポイントだとおっしゃっています。

二つ目は、一緒にいる人。
生まれてくる親は、宿命として選ぶことは出来ませんが、友人は自分次第で選ぶことが出来ます。
自分の意志で、好きな共感できる誰かに会いにいって刺激と活力を受け取ることが出来ます。

三つ目が表情、態度、姿勢、そして身だしなみ。
野球でもスポーツでもそうですが、逆転されて落ち込んだり、シュンとしたり、また逆で点を入れて大騒ぎしているチームにはあまり脅威を感じないそうです。
逆に負けているとき、笑顔でファイティングポーズとかが出るチームは「怖い」と思います。
特に監督が不安になったりすると一瞬でチーム全体に伝染してしまいます。
ですから、表情や態度のコントロールは常に心掛ける必要があります。

そして最後の四つ目は、感謝と謙虚さです。
とにかく敵をつくることをせず、味方をつくることが運を呼び込んでくる重要なことであると思います。
「例えば、うちのチームは宿泊したホテルから帰る時は、すごくきれいに掃除をさせます」
甲子園の時も、ホテルの従業員さんが喜ばれて、球場までわざわざ応援に来てくれたりしたんです。

菊池雄星選手は、ゴミが道端に落ちているのを見ると「これは神様が自分を試している！」と思うそうです。
そうやって、いつも神様が自分を見ていると日々思っていると。

何をやってもツイている人と、何をやっても空回りする人の差はこの四つではないかと思っています。
＜人間学を学ぶ月刊誌：致知のバックナンバー号より一部抜粋＞

皆さんが日々過ごす中でも、運を上げる方法がふんだんに盛り込まれていた内容でありましたので、
ブログで共有させて頂いた次第です。
「自分は運が良い」と思うのは、やはり他人ではなく・・・自分次第であります。