目標の意義(所感)
長きに亘って押し寄せて来ていた大きな波(5波)が引き際と判断してくれた様です。
東京における緊急事態宣言も今週末でようやく解除の目途が立ってきたように感じます。
政府の政策?においても、これ以上緊急事態にしておく意義が無くなったのかもしれません。
しかし、改めて約2年間の自粛は長すぎました。
過去は過去ですが、教訓もあり、諦めざるを得ないものもあり、変革もありました。
10月からは、弊社も新たな期を迎えることが出来ます。
この緊急宣言下のコロナ禍を乗り越えることが出来そうであります。
これは間違い無く、何度も申し上げますが、ここで働く皆さんの意思と意識のお陰です。
会社の代表として、少し早いですが感謝を申し上げます。
本当にお疲れ様でございました、そして皆さんの安全意識に感謝申し上げます。
68期を迎えることが出来るのであれば、しっかり営業活動が出来る様に
予算を組み立て
方針を明らかにし
運送会社として安全・安心な具体策を明示し
新たな目標を設定して
10月1日を迎える必要があると覚悟しています。
山の登り方は、幾通りもあるかとは思いますが、「頂上まで行く」という目標を掲げることで、いろいろな工夫やアイディア、そして一番重要なあと一歩という踏ん張る力が生まれてきます。
陸上競技に走り高跳びがありますが、「バー」があれば160センチ飛ぶことが出来るのに、もしバーを無くして自由に飛んでみると、必ずそれ以下になってしまう現象があります。
どんなに頑張っても、バー(目標)がないと、設定したバーの高さよりも高く飛ぶことが出来ないということです。まさにバーは=目標です。
重要なポイントは、目標である頂上をあまり意識しすぎないことです。
走り高跳びのような短い時間での目標設定はバーが必要ですが、長期にわたる我慢や持久力が問われる山登りの場合は、むしろ目標地点を忘れて自分の足元だけに集中し、たんたんと歩を進める方が目標達成しやすいようです。
ここで重要なポイントですが、目標とははるか彼方の頂上ではなく、イマまさに前に踏み出す足の一歩(脚下)にあります。
その一歩を踏み出したら、次は反対の足の一歩が目標です。
この一歩一歩が小さな目標となって、それを継続することが出来ればミッション・コンプリート・・・頂上到達となります。
その道半ばで、中だるみしてしまいもう登れなくなったり・・あせって近道しようと崖をよじ登ったりして、足を踏み外して・・挫いたり折れたりしたら、それは文字通り『挫折』となります。
無理や無茶をせず、カメさんのように弛まぬ努力を続けて常に設定した目標に向かって一歩ずつ歩んでいく気持ちが大切であると感じます。
そして・・・明確な目標設定は、努力と質(中身)と量(行動)によって、途中経過で思わぬ手助けや協力者が現れることがあります。
そんな奇跡を小生はたくさん目の当たりにしてきました。
今週は67期の総決算です。
この一年の全ての出来事に感謝して、新たな一年(期)に宜しくお願いしますと申し上げたいと思います。