命の時間(鼓動)
今朝は、悲しくもあり残念な出来事がありました。
従業員さんの身内に不幸があり、まだ若く将来ある若者の人生が30代で生涯を閉じてしまった報告を受けました。
この場をお借りして、ご冥福をお祈りいたします。
人にとって、この世に生を受けることは、それだけで奇跡だと思います。
色々な困難を乗り越えて、生まれてきた命はそれだけで価値があり、そして意味があると信じています。
長く生きたから、幸せ・・・短いから、不幸ということではありません。
僕はたとえ生涯が、時間の概念で短くとも、その人の人生を生ききったと信じます。
本当にお疲れ様でした。
この世の中に残っている我々は、天国に旅立った人がまたこの世に生を受けた時に
平和で、感謝に溢れ・・・そして健やかに過ごせる場所であるように、次世代につなげて往けるように・・・
限られた時間を、その方達の分まで努めていくことが最上級の供養ではないかと思っています。
改めて、このような辛い出来事から想うのは、健康というキーワード。
今年2020年は、小生の中では健康という言葉しか湧いてこないぐらい大切なものになっています。
平均寿命は右肩上がりで、100歳時代となる日はそう遠くない・・といわれています。
近年の平均寿命は男性79歳、女性86歳となっています・・・が
では健康寿命に着目するとどうでしょうか!
統計データによれば男性では70歳、女性では73歳との事。
自分の足で立つ、もしくは自立した生活を送れず、、、病気等を抱えて・・・男性で9年間、女性で7年間という現実が
あることを理解する必要があります。
介護無しでは生きられない期間が平均でこれだけの年数ある!ということです。
これは本当に衝撃であり、深刻です。
自分のカラダが思うように自由に使えない人生が後半にあると考えるだけで、辛くもあり悲しくもあります。
僕は自身が要介護となり、他人の人生に面倒をかけたいとは全く思えません。。。
イマの平均寿命が80歳だとするなら、心臓の脈は72回/1分x60分x24時間x365日x80年
=30億2745万6000回の鼓動(脈)回数でこの世の役割を終えて、あの世へ旅立ちとなる・・・ということです。
いつあの世に旅立ってもいいように心とカラダを整えておき続けること。
イマの世の中、大切な心とカラダ構えと痛切に感じた一日でありました。