春の全国交通安全運動(2019)
4月27日からという長い10連休も明けて、本日より弊社も通常業務に軌道修正であります。
新天皇に成り代わり、退位の日と即位の日が合わさってというお祝い尽くしのゴールデンウイークは今後二度とないかもしれない大型連休となり、あまりにも長い非日常に戸惑いながらの休日だったのではないでしょうか。
あまりにも長い休みの為、会社への就業意欲が削がれ・・・世の中では、そのまま退職されるという現象まで起きているようですが・・・新しい時代という意味では、そんな状況もあるか・・・とあまり驚く様なことではないと解釈しているジブンがおります。
そういえば、最近「我慢」という言葉を聞いたことがありません。これも時代の流れ通りなのかもしれませんね。
閑話休題。
運送会社にとって大切な安全週間がいよいよ週末から・・・「2019年春の全国交通う安全運動」が5月11日(土)~20日(月)にかけて実施されます。
今回の安全運動における最重点項目としまして
(1)追突事故の防止
事業用トラックの死亡事故の件数第一位は依然として追突事故であります。弊社のトラックも過去ブログで報告させて頂きました通り、3月にまさに高速道路で被災したばかりでありました。
トラック協会においても被害の軽減に有効とのことで「衝突被害権限ブレーキ装置」搭載車の普及を促進していこうと試みているようであります。
(2)交差点事故の防止
死亡事故の3割は交差点事故となっており、特に事業用トラック左折時の巻き込みによる自転車・バイク事故は継続して重大な事故を引き起こしているとの統計があります。
過去の交通安全運動時でも、交通機動隊が積極的に主要な交差点を監視している姿を見かけました。こちらもこのような交通運動をきっかけとして一つでも危険の芽を摘む活動をして意識付けを促し事故撲滅を推進していくようです。
(3)飲酒運転の根絶
今年のG.W.中も飲酒がもとの重大な死亡事故が全国で発生していたことが記憶に新しい話題です。
このような痛ましい事故が起こる度に、酒気帯びに対する規則が厳しくなっていきますが、それは悪循環な気がいたします。
飲酒運転については、国や警察任せではなく家族・さらには友人で注意喚起をして根絶していかなければならない事です。
他、重点項目として
(4)子供と高齢者の交通事故防止
(5)歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
(6)携帯・スマートフォンの使用禁止の徹底
など11項目ほどがありますが、とにかく安全運航の確保に積極的に取り組んでいく為の全国を挙げての運動となっています。
去年の秋の運動の時も、毎回そうですが全てにおいて安全は最優先いたしますので、是非ともこの機会に改めて車に乗る方々も道路を交通する方々も双方の安全の意識を高めて頂き、日本全国運転手さん一丸となって交通死亡事故ゼロ!そして最終日の5月20日『交通事故死ゼロ』を達成できる令和元年といたしましょう。